Go To キャンペーンの一時停止について

Go To キャンペーンについては、そもそも感染が落ち着いたら実施の予定だったはずです。

 

一時的な企画の場合には、何かを始めた時に、何を持って中止するのか、本来なら予め決めておくことが肝心です。

 

つまり、場当たり的なことでは、混乱を招くことになります。

 

 

また、折角決めていたい指標で感染拡大の可能性があるという時点で判断しないと、感染拡大は広がってしまいます。これが、新型コロナウイルス感染症COVID-19の感染制御の難しさで、今の判断の結果が2週間後です。

 

もちろん、未来を完全に予想するのは難しいものの、リスクマネジメントはできるはずです。

 

この国のリスクマネジメントはどうでしょうか?

 

Go To キャンペーンに関係なく、新型コロナウイルス感染症COVID-19は増えています。それは、すでに市中感染になっており、すべての人が感染する、させる局面にあることを示しております。これは、医療機関においても、どこでも感染拡大局面にあります。

新型コロナウイルス感染症COVID-19は、発症2日前から感染させること、発症後1週間以内は感染させることを考えると、今対策しても10日程度はずれてしまいます。

 

つまり、年末年始の効果は1月下旬になると言えます。

 

Go To キャンペーンがなくても旅行に行く人は行くでしょう。

つまり、Go To キャンペーンは経済心理の要素が大きいと言えます。人同士の接触を避けて勝負の3週間ですと言っている一方で、Go To キャンペーンが動いているとどうでしょうか?危機感は伝わりにくいかもしれません。

 

新型コロナウイルス感染症COVID-19は2週間先を今判断する難しさがあるので、逆にいえば、早めの対応が望ましいと言えます。