2017-01-01から1年間の記事一覧

「こんな人たちに」「排除いたします」に現れる国民感情

選挙では、たった一言で、状況が変わることを思い知ることになりました。 「こんな人たちに」「排除いたします」は、実は、同じような意味で、自らの価値観を人に押し付け、人の意見に耳を貸さず、驕りから出てくる言葉と言えます。この2つのワードは和に反…

子どものことを考える政治家は本当にいるのか

子どもたちに引き継ぐのは、負担だけでよいのでしょうか?2年後に消費税を教育の無償化に使うと言って、選挙になったけれど、2年後にどうなっているか判らない。 子どものための政策を実行するのは、保育園を管轄する厚生労働省です。そして、病気にならない…

加計・森友突破解散から自民の信任するかしないかの選挙に

準備が整っていないのを見込んで、仕掛けたところ、希望の党が日本新党時代のようにキャスティングボードを握る程度であった可能性から、民進党の体力不足によって民進党が希望の党に合流し、そうなると、自民対非自民の構造ができてしまったようである。 公…

隗(かい)より始めよ

中国の戦国時代に、燕という国がありました。隣に斉という大国があり、この大国の力に押されていました。燕の王は、郭隗(かくかい)に賢者を集める方法を尋ねました。郭隗は、まずは私を厚遇してくださいと言い、私のようなあまり優秀でないものでも優遇さ…

士は己を知る者の為に死す

自分の真価を認めてくれる人に対しては、その人のために尽力できると意味です。 自分が思っているより、上の評価が低いことがあります。それは、上の器量がないのか、実際に自分の評価が低いのかどちらかです。 諸葛亮孔明も、水鏡先生に、臥龍と称され、そ…

井の中の蛙大海を知らず

井の中の蛙大海を知らずという諺を知っているでしょうか? 「荘子」から出た言葉で、自分の住んでいる世界がすべてであって、他の広い世界を知らずに、狭い了見を持っていることを言います。同じような言葉に、「夜郎自大」という言葉もあります。 人はつい…

いかん!更新できていない

FacebookもBlogも更新できていない状況に陥ってしまった。 診療もさることながら、講演、学会発表などの準備、論文作成などに時間が取られてしまった感は否めない。とはいえ、書くネタがないともいえる。 この世の中に起こっていることについて、自分なりを…

じんましんに困っていませんか?

医薬経済社から「咳事典」から7年ぶり、一般向けの本としては、「アトピーを正しく知って治す新常識」(講談社)から5年半ぶり、医学書「小児アレルギー疾患診療ハンドブック」(中外医学社)から2年ぶりに、新刊書を出すことになりました。構想から既に数年…

医師国家試験後に研修医

研修医ですと、今日から仕事という人も多かったのではないでしょうか? 私の頃は医師国家試験が3月でしたので、働き始めは6月1日でしたが、今は、2月に医師国家試験があるので、4月~仕事が始めることができます。 2017年の医師国家試験の合格率はよくなかっ…

起業の難しさ

誰もが一度は思うかもしれない、一国一城の主。 しかし、起業はそう簡単ではない。起業して成功している人を見ているかもしれない。しかし、その成功の陰には多くの起業の失敗が隠れていることがある。 起業で成功した人の話を聞いても、同じようにできると…

他山の石(他山の医師)

この世の中に、他山の石がいっぱいあります。組織と呼ばれる中にも。 他山の石とは「よその山から出た粗悪な石でも、それを砥石に利用すれば自分の玉を磨くのに役立つ」という意味です。 玉石混交のこの世には、自分は玉でしょうか?石でしょうか? 玉になる…

桃李言わざれども下自ずから蹊を成す

この諺は、司馬遷の史記の李将軍伝にある「桃李不言下自成蹊」から来ております。 桃(モモ)や李(スモモ)は何も言葉を出していないが、美しい花が咲き、美味しい実が実ることから、その魅力にひかれて多くの人々が集まってきて、おのずと、その桃や李の木…

あなたならどっちを選ぶ?

A君、B君が同じ面積、米を栽培する農作業を仕事をしています。 C君は、仕事もせず、ぶらぶらしていますが、仁義に厚い人です。 ある日、A君が、まず、田植えをしていました。1人の力は無理で、苦労している所にC君が通りかかり、手伝うことになりまし…

受け継ぐ

前回を話題にしましたが、多くの弟子を輩出した孔子の著書「論語」に、「五十にして天命を知る」とあります。 孔子自身は74歳で亡くなりましたが、当時(紀元前)にしては長寿でした。 50歳は、一世代30年とし、成年を20歳とすれば、丁度、子に受け継ぐこと…

後進に託す

信長が好んだ舞である敦盛に「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」とあります。 人の一生とは天に比べると儚いものであるという意味です。 丁度、この五十年を意識にするようになってしまいました。人の一生が50年というわけではなく、人の…

いよいよ大学受験も決戦に

大学受験から30年以上も経ってしまいました。 また、子どもの大学受験も終わり、やっと、大学受験と言う呪縛から解き放たれました。 世間では、これから大学受験を中心に、4月の桜の季節までに、サクラサクという言葉を貰いたいものです。 サンデー毎日や週…

情報の真実はどこに

よく判らない時に、キーワードを入れて検索すると思います。 検索して上位に出てきたものが正しいとは限らないことがあります。 また、人の脳はつい、自分に都合のよい情報に対して興味を示すことがあります。 どうしたらよいのでしょうか? 1つの情報のみを…

諸行無常は世の中も人の身体も同じ

何かを期待して期待外れであった時 …どう思うでしょう。まさにジェットコスターのようにその落差は大きなものです。 一方、あまり期待していないのに一定の成果を上げた時 …普通であっても、成果が強調されます。 つまり、評価に絶対的なものが無い時には、…

捲土重来を信じて

もともと、身体は丈夫ではないのだが、昨日は38℃、痰が出そうな咳 もともと体温が低いので、寒気がひどい 身体の筋肉がだるい、筋肉痛がある もしかしたら、インフルエンザ?? 幸い、インフルエンザではなさそう。今日は、仕事で病院へ。 昨日よりはましだ…

2017年になってしまった…

年を重ねていくことで、だんだん、1年が重く乗りかかってくるような気がしています。今まで生きてきた時間より残っている時間は明らかに少なくなってきました。 2016年は、個人的にはあまり良いこともありませんでした。 2017年も既に3日経ちましたが、良い…