「こんな人たちに」「排除いたします」に現れる国民感情

選挙では、たった一言で、状況が変わることを思い知ることになりました。

 

「こんな人たちに」「排除いたします」は、実は、同じような意味で、自らの価値観を人に押し付け、人の意見に耳を貸さず、驕りから出てくる言葉と言えます。この2つのワードは和に反します。

 

日本人の重んじる、和の心が傷つけられたと感じるのではないでしょうか?

 

和は、2つの価値観が常に競合します。

①和を重んじるあまりに、出る釘をたたかれる場合

②和を重んじ、協調していく場合

どちらも昔から見られた風潮です。

 

謙虚と言っても、言葉でなく、行動に示すことが重要です。

 

「謙虚」とは、コトバンクから引用すると、「控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること」とあります。

 

最近の、神対応と言われる行動も、「謙虚」に対応した結果ともいます。

 

人はつい、思い込みをしやすいです。思い込みをしやすいと思っていると、謙虚になれるのかもしれません。

 

日本は、倭の国と呼ばれました。倭、和、(人の)輪の3つ「わ」はキーワードとも言えます。

聖徳太子憲法17条に「和をもって貴し」とあり、その精神が今も生きているのかもしれません。

 

「和」が問われている時代になったのかもしれません。

 

自動車の運転も和をもってすれば、トラブルは少なくなるとも言えます。

 

日本は生き残るための1つは、軍事力だけでなく、「和」とも言えます。

 

そういえば、「平和」という言葉もあります。