井の中の蛙大海を知らず
井の中の蛙大海を知らずという諺を知っているでしょうか?
「荘子」から出た言葉で、自分の住んでいる世界がすべてであって、他の広い世界を知らずに、狭い了見を持っていることを言います。同じような言葉に、「夜郎自大」という言葉もあります。
人はつい、自分の周りのことばかりにとらわれてしまい、大局を見失いがちです。それが組織のトップであれば、その組織の崩壊を招きます。
残念ながら、思い込みをしない人はいません。
蛙がいたるところにいます。
つまり、この諺を知っていることが大切です。井の中の蛙は大海を知らないものなんだ。だから、大海を少し知りたいと思う。
大海を知らない殿様蛙には、困ったものです。周りが見えない殿様が守る城は、簡単に落城します。
根拠のない自信は、行動力になる一方、道を誤れば、損害も大きい。
やはり、己の実力を知り、常に精進し、大海への出ていく蛙であるべきなんでしょう。