隣の芝は青い?53歳既婚男性会社員は何を思う

■53歳独身「やることない」が反響

http://www.news-postseven.com/archives/20150211_303498.html

 

要約:53歳だという独身の男性会社員が投稿したブログ記事が話題になっているそうです。男性は「会社ではそこそこのポジション」におり、「それなりに給料を貰っている」ものの、「両親は他界」「同級生はほぼ所帯を持っているので平日の夜に呼び出すなんて事は出来ない」のだとか。「結婚しておけば良かった」と後悔しているそうです。

 

■53歳既婚男性会社員

25歳ぐらいで結婚し、2-3年で子どもができると、子どもは大学生ぐらい、学費を払い、住宅ローンを払いつつ、それなりの給料の大半は生活費、自分の小遣いは月3万程度、昼ごはん込みですから、1日の食費は500~1000円として、趣味で使えるお金は1万程度、でも飲み会があれば、さらに半分。趣味があってもそれに使うお金もない。自分が飲んで帰ると、家では妻が機嫌が悪い。趣味で土日で一人で出掛けると、自分ばかりと嫌味を言われる。さて、「会社でのポジションはそこそこ、給料もそれなり」でも「自分には遊ぶお金もない」「もっと、拘束しない妻と結婚すれば良かった」「結婚して良かった?」などを思うかもしれません。

 

■結局、どんな選択しても

人は、現状に満足しないものです。人生の岐路に立った時、選択しなかった方が良かったのではないかと思うのですが、仮にそちらを選択していても、結局、別の選択が良かったと思うものです。なぜでしょうか?人は満足してしまうと、進歩しなくなるからです。現状に満足した時点で、時間が止まってしまいます。

 

■悔いのない人生とは

人生に悔いはないと思っている人も居ると思います。悔いがあるかないかは他人ではなく、自分が判断することですから、他人から見て大変と思っていても、本人が大変と思っていなければ、それは苦労でもないわけです。そう思っていないとツライからかもしれません。北斗の拳の中で、破れたラオウが言ったように「わが生涯に一片の悔いなし!!」とはなかなか言えないものです。

 

結局、どんな人生であれ、悔いのない人生を送ることができないし、今まで生きてきた時間はもう戻ってきません。ならば、自分の直感を信じて生きていくしかないのかもしれません。

論語に、五十にして天命を知ると言います。53歳、そろそろ自分の生きてきた使命を考える時かもしれません。そこで悩むのかもしれません。

人生は一度きりですが、気を使うのも大事ですが、何か始めてみてもいいかもしれません。

私は47歳で、20年ぶりにテニスを再開し、スクールに通いました。だんだん面白くなってきました。とはいえまだまだです。早く始めたら良かったと思いつつ、何かを始めるに遅すぎることはない。思い立ったが吉日かもしれません。

 

53歳独身、独身ですから自由にまだ恋ができるではないですか!