年齢によってかかる病気が違う。生後2ヶ月で注意すべき病気は?

山田優が生後2か月の長女を抱き居酒屋へ 医師・学者が苦言

http://news.livedoor.com/article/detail/9580101/

 

要約:モデルで女優の山田優さんが、生後2か月の長女を居酒屋に連れて行ったことが問題視されています。医師は「換気が悪く、人が集まる場所に行くのは健康面で避けた方がいい」、教育学者は「夜に騒がしくて、明るい場所にいるのは、のちのち子どもの体調や性格、行動などに影響が出てくる可能性が高い」などと指摘しています。

 

■そもそも居酒屋でないといけない理由

育児中は家に居ないといけないとは言いません。しかし、生後2カ月までの発熱は、急変しやすいことがあります。発熱の多くは感染症で、感染症は人から人へ感染します。居酒屋の個室で、移動も人混みを避けたのであれば、まだ感染症のリスクが少ないのですですが、そうでない場合は、人混みの避けた方が良い年齢です。居酒屋でないといけない理由は何なんでしょうか?子どものために居酒屋を選んだのでしょうか?想像するに、親の選択ですよね。

 

■肺炎球菌とHib菌(インフルエンザ菌タイプB)

ワクチンで髄膜炎は減りましたが、ワクチンでできる年齢は生後2ヶ月です。つまり、生後2カ月までは、肺炎球菌とHibによる髄膜炎の可能性があります。これらの菌はどこでも居ますし、菌を持っていて、症状が出ていない人が多くいます。居酒屋に菌が多いとは言いませんが、人混み、回転の速い店は、感染症の点で、リスクは避けた方がいいと思われます。

 

■子どもの人生

子育て期間は、子どもの人生を親による影響が多いです。私は、自分の子どもの小さい時には、病院では通勤服から着替え、一体型の白衣として、帰る時は通勤服に着替え、家に帰ると、手洗い、うがいをして、インナーにすぐに着替えました。今でもその生活は変わりません。もっとも、子どもはもう自分で居酒屋に行ける年齢になっていますが…。かなり気を使ったものです。病気は防げるなら防ぎたいものです。人混みのある場所で換気が悪い環境は、自ら感染症の穴に入るようなものかもしれません。

 

自分の居酒屋は自己責任ですが、子どもの居酒屋は自己責任と言えるかどうか…。

もっとも、山田さんだけが居酒屋に行ったことを非難するのは間違いと思いますが、ちょっとでいいです。自分の気分転換も必要と思います。でも、少しだけ、髄膜炎になりにくい年齢とワクチンができる年齢までは子どもに対する感染症対策をしてください。