COVID-19が終息するには

COVID-19 新型コロナウイルス感染症の感染拡大は止まりません。理由は、発症2日前から感染させてしまうこと、無症状の人がいることで、知らずに感染拡大しているためになかなか感染拡大を止めるのは難しいということになります。また、コロナウイルスは冬場に流行しやすいのもあります。

 

人から人へ飛沫、エアゾル感染、ウイルスの付着したものを触って口、鼻、目を触ることによって起こる接触感染ですので、人と人との接触を減らすことが重要になります。接触感染もありますので、すべてのもの、すべての人がウイルスを持っていると判断して行動しないと感染を防ぐことは難しいということになります。

しかし、現実的には感染を0にするのは難しいと思われます。ほとんどの人がマスクをし、手を洗って頑張っているのですが、ここまで感染者が増えると誰もがかかり、誰かも感染させる危険性があることになります。

 

結果論ですが、まだ感染数が少ない時期に、人の移動を少なくするために、緊急事態宣言、Go toの中止に効果が期待できるものの、ここまで来れば、その効果も中途半端な緊急事態宣言では厳しいかなと思います。

 

我々は2週間前の先を見て行動する必要があります。つまり、緊急事態宣言、Go toの中止の効果は2週間後です。つまり、1週間程度はまだ新規感染者は増えることになります。新規感染者者、陽性率、病床使用率など多くの指標を作っておきながら、その状況判断ができていません。先延ばした結果が今かもしれません。

 

本題のCOVID-19の終息するには、無症状での感染力がある状態であれば、集団免疫しかありません。

 

集団免疫の方法は2つです。

自然に免疫がつけるか、ワクチンによって免疫をつけるかです。

 

まだ、感染を予防するほど罹患しているわけではない状況(現在、日本では罹患者は0.2%)であれば、ワクチン接種になります。

 

集団自然免疫は過去の歴史で繰り返してきたことです。ペスト、結核、インフルエンザ天然痘などで、当然そこにはある程度の犠牲を伴うことになります。

一方、天然痘はワクチンによって撲滅しました。

 

すると、ワクチンによる集団免疫を待つしかありません。

 

ワクチンですべて解決するかといえば、…否ということになります。

 

インフルエンザはどうでしょうか?ワクチンも治療薬もあるのに、撲滅できません。

 

つまり、COVID-19はSARSのように終息するのではなく、収束し、インフルエンザのように毎年変異しながら流行し、ワクチンで重症化を防ぎつつ、風邪ウイルスの1つになっていくと思われます。やはり2年程度はかかりそうです。昨年に緊急事態宣言で減らして、関東は0にならないまま解除していますし、何だが長引くようになってきているかもしれません。

 

ワクチンが日本で可能になりつつありますが、まだ、日本にワクチンそのものはなく、誰がどうようにどのような形で接種していくかも決まっていないようです。

 

やはり、この政治スピードでは、まだまだ終息は難しい…収束すら見えない…。

 

日本のワクチンはどうなったの?

最後にワクチンの副作用ばかり報道していると、子宮頚がんワクチンの二の舞になります。今、ワクチンをしている諸外国は減っている子宮頚がんが日本では増えています。