コロナウイルス感染症(COVID-19)は軽症から重症と様々なので診断が難しい
遺伝子検査は正確ではありますが、どこでも検査できるわけではありません。
インフルエンザには迅速検査があって、その場で診断が可能です。
麻疹、風疹などは症状から疑うことができます。
しかし、コロナウイルスは風邪のウイルスでもあるので、診断が難しいとも言えます。風邪ウイルスで多いのはライノウイルスですが、これは迅速検査がありません。
診断が迅速にできると、隔離することができます。
我々、人類は常に病原体との戦いとも言えます。そうした映画が時々作られています。
今回のことで、感染リスクを下げるためには、人から人に感染するのであれば、人の集まる状態を減らすことになります。特に密室は危険とも言えます。
これからは、軽症例は自然治癒しますので、肺炎例を診断し、最悪を結果を防ぐことが大切です。これはインフルエンザであれ、RSウイルスであれ、麻疹であれ、多くのウイルス性疾患に対する対応になります。
我々は、自分の免疫を持って、病原体に防御しているわけですから、免疫を落とさない対策が重要です。
そのためには、
・規則正しい生活、十分な栄養とバランスの取れた食事、良好な睡眠
・適度な湿度と温度を保つ環境
・適度な運動
・ストレスを減らしたり、笑うこと
です。
人は、試行錯誤の上、次に学ぶことができます。
今回のことが次の対策に活かせることを願っています。
一度、封じ込めても何度も流行する可能性があります。デング熱もそうですし、エボラ出血熱もそうです。また、ウイルスは変異しますので、変異しても対抗できる手段が必要になります。
今回を乗り切って、一安心するのではなく、次に備えるべきでしょう。