一時懸命

一所懸命という言葉があります。

 

中世時代に、もともと所領を持っている人が1か所の領地を命をかけて守って、生活の頼みにすることといいます。そこから、近世では、命がけで物事をすることを指すようになり、一生懸命とも言われるようになりました。

 

一時にも、その時だけとかその場かぎりとか臨時などの意味もあれば、ある短い時間を指すことがあります。

 

そこで、その一時(ひととき)に命を懸けるという意味で、一時懸命という言葉、そして、臨時にその時だけに命を懸ける意味で、一時懸命という言葉を提唱したいと思っております。

 

常に懸命にしていることはできません。一瞬に、勝負のときに懸命になることがあるかと思います。

 

そんなqつ1つの懸命の時間軸で連なって、人の人生である一生になっているような気がします。

 

今日も無事に過ごせたこと、そして、明日を迎えること。

 

なんとなく漫然と1日を過ごしているような気がして仕方がありません。

 

1日1日を大切にして生きたいものです。

 

また、私の好きな言葉に一期一会という言葉があります。これは茶道に由来する言葉で、茶会に臨む機会はそう二度と繰り返すことなないので、主人も客も一生に一度の出会いであると心がけて誠意を尽くすという意味で、それから、あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という意味になっています。

 

「一期一懸命」でも良いかもしれません。ときには、一生の中で一度命をかけるようなことがあるかもしれません。