他山の石(他山の医師)
この世の中に、他山の石がいっぱいあります。組織と呼ばれる中にも。
他山の石とは「よその山から出た粗悪な石でも、それを砥石に利用すれば自分の玉を磨くのに役立つ」という意味です。
玉石混交のこの世には、自分は玉でしょうか?石でしょうか?
玉になるためにまずは学ぶことです。学ぶことで、若い頃は角が立っていたが、だんだん丸くなっていくように。
ここで大切なのは、素材が玉か粗悪な石なのかです。
人も心次第では、玉にも粗悪な石にもなります。
どうしたら、玉になれるのでしょうか?
それは自分自身をしっかりと分析することです。良い所も悪い所も
なぜなら、自分を知らない限り、どう変えて良いか判らないためです。
医師は、意外と他山の医師かもしれません。良い所を学び、悪い所を修正していく。
医学以外を学ぶことで、玉に近づけるのではないかと思っています。医学は病気を知り、医学以外で人を知るのです。