モラハラになっていませんか?

モラハラはモラル・ハラスメントを略して言いますが、精神的な虐待や嫌がらせのことを言います。フランスの精神科医の先生が提唱した概念です。

基本的に、相手に対して、言葉や態度等によって行われる精神的な暴力で、実際の暴力と違って、実際に目に見えないために、厄介と言えます。

 

予備軍があるのですが、以下の項目に当てはまる、身近で当てはまる人はいませんか?

 

心理カウンセラーの奥元絢子さん(WillCrown代表)に監修
■モラハラ予備軍チェックリスト
1.自分と価値観や立場の違う人を理解しようとしない
2.他人の成功話や幸福なニュースを嫌がる、見下す
3.疑い深い
4.店員や後輩に偉そうな態度をとる
5.周囲にも自分のやり方を押し付けがちである
6.素直に謝ることがなかなかできない
7.誤りを指摘されたり、反対意見を言われたりすると怒る
8.自分に不利な状況になると逃げ出したり人のせいにしたりする
9.趣味やストレス発散法を持っていない
10.相談できる友人やコミュニティを持っていない

出典モラハラ男・女に共通する特徴 | web R25

 

3つ以下だと心配なし、4~6つとなると要注意、7つ以上で危険信号だという。

 

モラハラを受ける側は、かなりのストレスがかかっています。心身ともに疲れてしまうために、うつ病や心血管系の病気になることもあります。ある意味、精神的に毒を盛られているようなものです。従って、毎日、モラハラを受けている方が、単発より寿命が短くなると言われています。

 

さらに、モラハラする人には

被害者意識が強い。なぜ、自分だけという意識を持っている

人には寛容性がなくて、自分に甘い

言葉に、「いつも」と言って、すべて決めつける

人の失敗は責める

などなど、挙げればキリがない。

 

このモラハラの問題点は、モラハラをしている人に自覚がないことです。

 

自覚が無ければ、修正することができません。自覚がないので、他人の言葉に耳を傾けることはありません。

うつ病も自分に自覚が無ければ、病院に行きませんので、なかなか治りにくくなります。

人には欠点のない人はいません。失敗しない人もいません。そこから始まらないと何も生まれません。成功も失敗もその人の観点であり、失敗であっても、成功につながるのです。

 

身体の痛みもツライのですが、心の痛みもツライものです。

 

モラハラを受ける側は、本当に疲れます…。せめて加害者にならないように気をつけたいものです。