冷たいけど仕事ができないと…

 ■会社員7割「ダメ上司でも支える」

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20150428-00041955-r25

 

要約:20~30代の会社員200人に「上司」へのスタンスについてアンケート調査を行ったところ、「上司に持つならどちらのタイプの方がいい?」という質問に対し、「冷たいけど仕事のできる上司」と答えたのが68.0%、「優しいけど仕事のできない上司」と答えたのが32.0%でした。しかし、「優しいけど仕事のできない上司の部下になってしまった場合、どんな接し方をする?」という問いには、「なんとかして上司を支える」と答えたのが74.0%。

 

■優しいけど仕事のできない上司の部下になってしまった場合、「なんとかして上司を支える」と答えたのが74.0%。

確かに、優しいなら、支えるのかもしれません。仕事ができない部分はどこかに負荷としてかかってきますので、その場合は、部下になるわけですが、部下として支える訳ですね。これは、多分、自分が上司になった時の事も考えているかもしれません。上司にあるのは、必ずしも仕事ができる人がなるわけではないからです。

 

■冷たいけど仕事のできない上司の部下になってしまった場合は

この場合は、支える割合は減ると推定されます。その意味では、支えてもらえそうならないといけないということかもしれません。誰かが支えてくれると言う気持ちで仕事をしているとすれば、それは、本当に仕事ができないということもかもしれません。

まずは、不器用でも、自分で努力してこそ、活路を見いだせるものです。そして、自分が嫌なことは人にもしないことが大切かもしれません。

 

さて、いつもながら、理想の上司を、よくタレントなどで例えられます。

 

これについてはいつも違和感を感じます。

 

なぜなら、分野が異なれば、理想の上司は異なってくるからです。タレントや芸能人で、確かに、テレビで見せている部分がすべて真実とは限りません。

もし、テレビの撮影の無い状態でも、同じような感じなんでしょうか?

 

仮に、ここで挙がっている理想の上司第1位の松岡修造さんは、テニスという分野では、素晴らしい才能を発揮されておられ、立派な人だと思いますが、本当に、松岡修造さんがあなたの会社の上司で大丈夫ですか?

 

自分のそうですが、人間は、つい見えている部分で判断しがちですが、見えている部分は、氷山と同じです。見えていない部分は多くあります。ただ、この見えていない部分は、自分も見えていないこともあります。

 

理想の上司かどうかは、自ら心がけるのみで、評価は他人にあります。他人の評価は気になる所ですが、自ら信じて行動するしかありません。

 

「己の欲せざる所は、人に施す勿れ」ということでしょうか?

また、諫言は耳に痛し.と言います。甘言に惑わされず、諫言に耳を傾け、改める時には改める