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誰が被害者なのか?小保方氏騒動


【辛坊持論】信じますか?小保方氏騒動の「黒幕」の存在を… : 社会 : スポーツ報知

■今までにない細胞の発見すれば

論文にしたことで、必ず、追試されるはずです。特に、注目される研究であれば、科学者なら常識であるはずです。もし、ES細胞に故意にすり替えたとしたら、科学者であれば、それは科学者としてあるまじき行為であり、そもそも真理を探究するという大義がなくなります。Natureに掲載されるだけが目的ではないはずです。確かに、NatureやScienceに論文が掲載されると、成果主義から、研究費がつきやすくなります。もし、研究費目的なら、その原資は税金ですから、被害者は国民になります。

 

でも、科学者の集団が、業績から醜聞になることをあえて行うでしょうか?自分のキャリアを捨てることになります。

 

■黒幕の存在すれば

小保方氏は、被害者ということでしょうか?そもそも、実験は共同研究することがあっても、自分である程度プロデュースしていく必要があるはずです。自分自身、ゼロから最後まで大学院の時に実験したことから考えると、もう少し、共同研究なら、ディスカスションをすべきではないかと感じています。分担すればするほど、本当に大丈夫かどうかを検討するのが科学者の姿勢です。小保方氏へのダメージを与えるためなら、既に、早稲田の博士論文だけで十分かもしれません。理研へのダメージを与えるためとしても、STAP細胞の発表をそう簡単に認める環境にあったのでしょうか?誰が黒幕なんでしょうか?笹井先生へのダメージを考えていたのでしょうか?

 

■検証実験

これは本当にしたのだろうかと思ってしまいます。検証実験ノートや監視した映像を第3者がしっかりと検証したのでしょうか?それに、小保方氏の「絶対に混入していない」という言葉に違和感を感じます。世の中で、人が行う行為に絶対はありません。でも、この検証実験に1500万を費やしたようですが、それだけの費用があれば、別のよい実験ができたのではないかと思ってしまいます。時間も無駄にしたのではないかと思います。黒幕が理研に居るとしたら、なぜ検証実験をしたか疑問が残ります。すでに、黒幕が理研に居ないと考えているのでしょうか?

 

理研

私のように、大した研究もできなかった人間にとって理研は、優秀な研究者が集まる素晴らしい研究所と思っていました。今回の事件で、理研全体の受けたダメージは大きいと思われます。理研に対しては好意的でしたが、最終報告で、STAP細胞ES細胞だったということは、私ですら、理研がこのようなことをするのかという残念な気持ちで一杯です。その意味では、理研は自ら加害者でもあり、被害者かもしれません。

 

試行錯誤を繰り返し、失敗を繰り返し、わずかの成功が得られるのが実験です。そして、世界で1番でないと評価されません。その意味では厳しい競争の世界です。実験にはお金がかかります。

 

一体、この騒動は何だったのか?振り出しの戻ったと言う人がいるかもしれませんが、むしろ、マイナスに陥っていると思います。ゼロからの出発でなく、マイナスからスタートで、本当に幕引きなんでしょうか?

 

未だに、ベル研究所超電導問題は語られています。そして、STAP細胞もその仲間入りしたのかもしれません。

 

多分、真相は、小保方氏が自分の言葉で説明するしかないと思います。あると信じていても証明できない以上、あることにはならないのは科学者としての資質です。

 

基本的には、性善説で成り立っている科学者ですから、ここはしっかりと説明して欲しいものです。そうでないと、性悪説で成り立つ科学者に自由はなくなります。

 

つまり、今回の騒動の被害者は、実は研究者なのです。