何だが虚しくなってきました。

国の内閣総理大臣がCOVID-19に罹患されました。 まずは、お見舞い申し上げます。 さて、医療機関は、医療従事者で成り立っています。医療従事者も社会の中で生活していますから、社会での流行も同じように医療従事者においても流行する可能性があります。 医…

オリンピックをして、感染拡大させるので、ワクチンで備えてと言われているような…

職域接種、大規模接種によってワクチンが進んでおります。 ワクチンについてはいろんな考え方があるかと思いますが、集団免疫による社会生活のためには必要かと思います。 どうも、政府は、「オリンピックをして感染拡大させるので、ワクチンを打てるように…

絶望と虚無感

オリンピックは勇気と希望を与えることができるのか?それとも、何かあっても医療機関に受診できない絶望とただ、病気になっても待つしか無い状況の虚無感を持つことになるのか? アスリートでないので、その価値観は判りませんが、オリンピックの真価が問わ…

今、何が大切なのか?…最低限度の生活を維持して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を抑えることです。

日本国憲法第25条 (1)「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」 (2)「国は、すべて の生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が感染流行して…

学習能力のない政治に信頼なし!

この1年以上、多くの人は、様々なことに悩まされたかと思います。 これは、政治は正しく治めることができていないためです。 もはや緊急事態宣言に緊急のメッセージが伝わっていないのはなぜでしょうか? それは、メッセージに矛盾が多いからです。そんなメ…

今、病気になっても医療機関に行けない

今、新型コロナウイルス感染症になっても医療機関にたどり着けない可能性があります。また、外傷でも医療機関にたどり着けなくなっているかもしれません。 医師である私自身もそんな不安が出ております。 なぜでしょうか? 要因は2つです。 ①新型コロナウイ…

今が本当の緊急事態!

既に小児での感染が見られるようになり、インフルエンザの流行のような状況になってしまいました。 この1年で日本は何を学んだのでしょうか? もう今は後悔しかないかもしれません。 変異株が入っており、水際での対策が困難になり、水面下が増えているのに…

繰り返しの1年

何を学んできたのか? 緊急事態宣言も既に、掛け声みたいになっていまい、狼少年のようになっていないでしょうか? 2020年3月から4月に流行した状況を2021年でも反復しております。 変異型だけが原因でしょうか? 多分、違うでしょう、そして、変異型であっ…

「警戒している」と言われても… 

何を警戒しているのだろうか? 警戒するだけなら誰でもできます。警戒し、次に何をするのかを考えておかないと、 どうも対応が1週間ずれているようです。 COVID-19感染症は、既に変異株による流行で、感染力は強くなっている。 既に感染拡大に入っている。 …

COVID-19の対応の難しさとSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)

感染対策は個人でできることもありますが、個人でできないこともあります。 人の社会は人のつながりと分業が必要で、絶対に感染しない方法は、無菌な環境で、自給自足するしかありませんが、そのような環境は地球内はありません。生物である以上、腸内細菌も…

COVID-19が終息するには

COVID-19 新型コロナウイルス感染症の感染拡大は止まりません。理由は、発症2日前から感染させてしまうこと、無症状の人がいることで、知らずに感染拡大しているためになかなか感染拡大を止めるのは難しいということになります。また、コロナウイルスは冬場…

Go To キャンペーンの一時停止について

Go To キャンペーンについては、そもそも感染が落ち着いたら実施の予定だったはずです。 一時的な企画の場合には、何かを始めた時に、何を持って中止するのか、本来なら予め決めておくことが肝心です。 つまり、場当たり的なことでは、混乱を招くことになり…

Go To Hospital with Coronavirusにならないように

医療の現場では、患者さん一人一人に向き合っています。そして、新型コロナウイルス感染症だけが病気ではありません。医療機関では、新型コロナウイルス感染症以前にも常に感染症と感染症以外の病気が混在する環境です。その中、院内感染を防ぐ努力は非常に…

新型コロナウイルス感染症のシナリオ

2019年12月末に報告されてから、全世界に拡大している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で何だがすっきりしないのはなぜなんでしょうか? 医学的根拠以外の思惑が交錯しているためではないでしょうか? 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状は軽…

報道のあり方の続き

新型コロナウイルスでは、ネガティブな内容の報道が多いです。 毎日発症している人はいますし、確かに死亡される人が居るのも事実ではありますが、むしろ何人治っているのかを報道したほうが良いのではないかと思います。 例えば、重症例でも治った人、軽症…

厳しい状況にどう対応するか

それぞれの立場で非常に厳しくなっているかと思います。 医療機関でいえば、治療の場でありながら、感染の危険性は常にあります。 院内感染予防は、医療機関である限り、続く課題です。 今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についてですが、ある意味…

後手後手になってしまうと

2月下旬から集会などの自粛要請、3月2日から大学以外の休学、3月上旬から入国制限になりました。 どう思われますか? 今、新型コロナウイルスのクラスターの発生は2月15日前後に起こって、今発症しています。これは集会などの自粛要請前です。 感染経路が不…

なぜ不足するのか?インターネットでの拡散情報はすべて正しいか?

需要と供給のバランスが崩れる、つまり、供給より需要があれば不足します。 市場原理から言えば、この状態では価格は高騰します。 しかし、需要のアンバランスのために、需要が減っている可能性はあります。 特にトイレットペーパーについて、オイルショック…

決断するときにはメリット、デメリットを考えて

大きな決断をすることがあるかと思います。 決断とは、どちらを用いて、どちらを捨てることになります。 常にメリット、デメリットを考えて決断するわけですが、そのメリット、デメリットを考えるのが早いか遅いかで決断のスピードが異なります。 早く決断す…

結果論がいえば

アメリカと比較して、新型コロナウイルス感染症が多く、この数日に流行の可能性が出ている。 コロナウイルスの潜伏期間を考慮すると、2月2日の対応の違いが関与している可能性がある アメリカは2月2日に14日以内に中国への渡航または経由がある方は入国不可…

コロナウイルス感染症(COVID-19)は軽症から重症と様々なので診断が難しい

遺伝子検査は正確ではありますが、どこでも検査できるわけではありません。 インフルエンザには迅速検査があって、その場で診断が可能です。 麻疹、風疹などは症状から疑うことができます。 しかし、コロナウイルスは風邪のウイルスでもあるので、診断が難し…

新しいウイルス感染があった時に

ウイルスに対する特効薬はなく、細菌に比べると大きさも小さいため、感染が拡大しやすい傾向にあります。 ノロウイルスも比較的新しく発見されたウイルスですし、ヒトメタニューモウイルスもそうです。残念ながらノロウイルスの集団発生は時々見られています…

受験シーズンになるときに

大事な時期に、悪意がある行為は非常に残念でなりません。 本人にとってよりショックを与えることになり、それを意識しているのであれば、 天に向かって唾を吐く 《上を向いてつばを吐くと、それがそのまま自分の顔に落ちてくるところから》人に害を与えよう…

因果応報

相手のことを考えずに、相手の状況も鑑みず、自己主張している人には、人の痛みが判らず、それが因果応報になって、自分に返ってきます。 策士は策におぼれると言います。 世の中は広いようで狭いものです。 特に業界内では、どこかでつながってしまうことが…

時間があったりなかったり…悩みはつきない

有限な時間を有効に使わないといけないと思っているのですが…。 次から次といろんなことがあると、どうもどれが優先順位か分からなくなる 結構、自分のことで精一杯だったりする 余裕がない方が余計な心配をしなくて良い反面、何をすべきかよく分からなくな…

一時懸命

一所懸命という言葉があります。 中世時代に、もともと所領を持っている人が1か所の領地を命をかけて守って、生活の頼みにすることといいます。そこから、近世では、命がけで物事をすることを指すようになり、一生懸命とも言われるようになりました。 一時に…

年齢を重ねると見えてくるもの

この歳になると、徐々に周りが見えてくるようになる。 スポーツを見ても、個人競技でもその裏方の働きが見えてくる。自分の仕事もまた、自分ひとりでは全てできるわけではないことが見えてくる。 良いことも悪いことも、表に出ているのは一部に過ぎない。 そ…

新元号になったときに

日本人の風習には、通過儀礼があります。 最近は、欧米の儀式も参入して、1年中、何らかのイベントがあるようになっています。 毎日がどうしてもパターン化するときに、ある意味、通過儀礼を入れることで、心身ともに活性化される可能性があります。 実際、…

Second Life(働き方改革を考えると)

諸般の事情で、この歳で職場を変えることになりました。 この年になると、なかなか慣れるのに時間がかかりそうです。 こうした決断に付きものは、これでよかったのかどうかと悩むことだと思います。 良くても悪いても過去を変えることができないので、今の環…

時代の変化とともに自分にも変化が

2019年は、平成が終わり、新元号になることが決まっております。 このタイミングなのでしょうか、自分の立場も大きく変わることになりました。 ある意味では、今までのキャリアの継続でもあり、リセットでもあります。 これは、時流に乗ってということになる…

トップは1人でも、ワンマンとは違う

組織において速やかに決断しないといけないことは多々あるために、一見ワンマンにみられるかもしれません。 ワンマンとは違うのは、その決断した後のフォローが違ってくる。 決めて丸投げであれば、誰もその決断についてこない可能性がある。 仮についていっ…

資格をどう生かすか…

shikaku-japan.com このようなサイトがオープンしました。 最近は、資格の勉強と受験できていないので、最近の受験情報を知るにはいいかもしれません。 最近は、資格を活かした実務的な業務として、一般社団法人の定款作成に関わったりしています。資格を活…

100年人生もあるのだろうか?

1日はいろいろとあって、なかなか更新できていませんでした(反省です)。今日は時間があると思ったら、依頼原稿が来たりする。気になることはできるだけ速やかに解決しておきたいと思っているためか、依頼原稿は数日で書き上げることにしている。まあ性格だ…

度量の大きさは?蟹は甲羅に似せて穴を掘る

蟹は甲羅に似せて穴を掘るとは、人はそれぞれの力量に応じた言動を行うことを言います。 ふと、人はいろんな人間関係の中で生きています。そして、よく思われたいと思っていることが多いかと思います。悪く思われたくないとも思っているかと思います。 でも…

「こんな人たちに」「排除いたします」に現れる国民感情

選挙では、たった一言で、状況が変わることを思い知ることになりました。 「こんな人たちに」「排除いたします」は、実は、同じような意味で、自らの価値観を人に押し付け、人の意見に耳を貸さず、驕りから出てくる言葉と言えます。この2つのワードは和に反…

子どものことを考える政治家は本当にいるのか

子どもたちに引き継ぐのは、負担だけでよいのでしょうか?2年後に消費税を教育の無償化に使うと言って、選挙になったけれど、2年後にどうなっているか判らない。 子どものための政策を実行するのは、保育園を管轄する厚生労働省です。そして、病気にならない…

加計・森友突破解散から自民の信任するかしないかの選挙に

準備が整っていないのを見込んで、仕掛けたところ、希望の党が日本新党時代のようにキャスティングボードを握る程度であった可能性から、民進党の体力不足によって民進党が希望の党に合流し、そうなると、自民対非自民の構造ができてしまったようである。 公…

隗(かい)より始めよ

中国の戦国時代に、燕という国がありました。隣に斉という大国があり、この大国の力に押されていました。燕の王は、郭隗(かくかい)に賢者を集める方法を尋ねました。郭隗は、まずは私を厚遇してくださいと言い、私のようなあまり優秀でないものでも優遇さ…

士は己を知る者の為に死す

自分の真価を認めてくれる人に対しては、その人のために尽力できると意味です。 自分が思っているより、上の評価が低いことがあります。それは、上の器量がないのか、実際に自分の評価が低いのかどちらかです。 諸葛亮孔明も、水鏡先生に、臥龍と称され、そ…

井の中の蛙大海を知らず

井の中の蛙大海を知らずという諺を知っているでしょうか? 「荘子」から出た言葉で、自分の住んでいる世界がすべてであって、他の広い世界を知らずに、狭い了見を持っていることを言います。同じような言葉に、「夜郎自大」という言葉もあります。 人はつい…

いかん!更新できていない

FacebookもBlogも更新できていない状況に陥ってしまった。 診療もさることながら、講演、学会発表などの準備、論文作成などに時間が取られてしまった感は否めない。とはいえ、書くネタがないともいえる。 この世の中に起こっていることについて、自分なりを…

じんましんに困っていませんか?

医薬経済社から「咳事典」から7年ぶり、一般向けの本としては、「アトピーを正しく知って治す新常識」(講談社)から5年半ぶり、医学書「小児アレルギー疾患診療ハンドブック」(中外医学社)から2年ぶりに、新刊書を出すことになりました。構想から既に数年…

医師国家試験後に研修医

研修医ですと、今日から仕事という人も多かったのではないでしょうか? 私の頃は医師国家試験が3月でしたので、働き始めは6月1日でしたが、今は、2月に医師国家試験があるので、4月~仕事が始めることができます。 2017年の医師国家試験の合格率はよくなかっ…

起業の難しさ

誰もが一度は思うかもしれない、一国一城の主。 しかし、起業はそう簡単ではない。起業して成功している人を見ているかもしれない。しかし、その成功の陰には多くの起業の失敗が隠れていることがある。 起業で成功した人の話を聞いても、同じようにできると…

他山の石(他山の医師)

この世の中に、他山の石がいっぱいあります。組織と呼ばれる中にも。 他山の石とは「よその山から出た粗悪な石でも、それを砥石に利用すれば自分の玉を磨くのに役立つ」という意味です。 玉石混交のこの世には、自分は玉でしょうか?石でしょうか? 玉になる…

桃李言わざれども下自ずから蹊を成す

この諺は、司馬遷の史記の李将軍伝にある「桃李不言下自成蹊」から来ております。 桃(モモ)や李(スモモ)は何も言葉を出していないが、美しい花が咲き、美味しい実が実ることから、その魅力にひかれて多くの人々が集まってきて、おのずと、その桃や李の木…

あなたならどっちを選ぶ?

A君、B君が同じ面積、米を栽培する農作業を仕事をしています。 C君は、仕事もせず、ぶらぶらしていますが、仁義に厚い人です。 ある日、A君が、まず、田植えをしていました。1人の力は無理で、苦労している所にC君が通りかかり、手伝うことになりまし…

受け継ぐ

前回を話題にしましたが、多くの弟子を輩出した孔子の著書「論語」に、「五十にして天命を知る」とあります。 孔子自身は74歳で亡くなりましたが、当時(紀元前)にしては長寿でした。 50歳は、一世代30年とし、成年を20歳とすれば、丁度、子に受け継ぐこと…

後進に託す

信長が好んだ舞である敦盛に「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」とあります。 人の一生とは天に比べると儚いものであるという意味です。 丁度、この五十年を意識にするようになってしまいました。人の一生が50年というわけではなく、人の…

いよいよ大学受験も決戦に

大学受験から30年以上も経ってしまいました。 また、子どもの大学受験も終わり、やっと、大学受験と言う呪縛から解き放たれました。 世間では、これから大学受験を中心に、4月の桜の季節までに、サクラサクという言葉を貰いたいものです。 サンデー毎日や週…